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損切り研究——唯一の「生き残った改善」

60超の族を検証して、基準ロジックを本当に改善できたのは損切り幅の1つだけでした。この領域だけで14方式を検証しています。(要約版:損切りはどこに置くべきか?

死んだ方式

方式結果死因
スイングロー(k1本安値)に置く10年6.3倍(基準56〜84倍)「みんなが見る場所」の逆指値は狩られる。ヒゲ退出と同族の死に方
スイングロー+緩衝0.5ATR7.6倍
長期EMAレベルに置く23.2倍
固定%(2.5% / 5%)DD揃えで16〜48倍ボラ無視のサイズ誤り
タイト化(1.0ATR)固定リスクなら見かけ165倍・DD66% → DD揃えで13倍に崩壊倍率はレバレッジの錯覚だった
1.5ATRDD揃えで10〜17倍同上
広げすぎ(3.0ATR、日足)DD揃えで26〜48倍エッジ自体を削る

生き残り:2.5ATR(日足マクロ銘柄)

実効幅DD揃え10年倍率(3反復)満額損切り率R標準偏差
2.0ATR(旧基準)66 / 38 / 60倍47%3.1
2.5ATR235 / 83 / 116倍(全反復で2〜4倍改善)33%2.5

合格の根拠は4点:①DD揃えで3反復すべて改善、②近傍が尾根(2.25ATRも全反復で改善、2.75で減衰、3.0で消滅=孤立スパイクではない)、③未知銘柄ホールドアウトでも方向一致、④機構が明確——meanRは不変のまま、満額損切りだけが減る。つまり右裾(大勝ち)に一切触れず、「本物のトレンドに乗っていたのにノイズで振り落とされる無駄死に」だけを減らす。利確・トレーリング・連敗回避が全部「右裾を削って死んだ」のと正反対の、唯一許される方向の改変でした。

市場ごとに最適幅は違う——ノイズの太さに比例する

市場最適ストップ幅理由
BTC 1時間足2.0ATR退出の主役がEMAクロスでノイズ損切りの比率が低く、拡幅の恩恵なし(2.5と完全同値を確認)
日足マクロ(指数・金・商品)2.5ATR上記の通り
日本個別株3.0ATR(3.0〜4.0でプラトー)決算ギャップとノイズが太い。R-Sharpe 0.121→0.137(3反復一致)

3市場で一貫した絵:ストップは「間違いの証明ライン」ではなく「ノイズの外側に置く柵」であり、最適幅はその市場のノイズの太さで決まる。

実務メモ:幅を広げると同一リスク額あたりの建玉数量が減るため、証拠金使用率と想定元本もむしろ改善します。「広いストップ=危険」は固定数量の発想で、リスク率固定の世界では逆です。

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免責事項:本研究記録は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。掲載する数値はすべて過去データに基づくシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません。レバレッジ取引は元本を超える損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

検証はすべてゴーリトレードのウォークフォワード検証エンジンで実行しています。