1トレードのリスク率(損切りで失う資産の割合)は、資産成長・最大DD・破産確率のすべてを同時に動かす最重要パラメータです。成長は率に比例して増えますが、DDと破産確率は加速度的に悪化します。
検証した戦略でリスク率を振ると、ある水準までは10年倍率が伸び、そこを超えるとDDだけ深くなって倍率が頭打ち〜低下しました。さらに重要なのは悲観シナリオ(エッジが検証値の半分しか出ない未来)での挙動で、サイズを上げるほど悲観側の資産が2.9倍→1.6倍と逆に減る結果に。リスク率を上げることは「楽観に賭けて悲観を売る」取引です。
① 耐えられる最大DDを先に決める(例: 30%) ② 戦略のバックテストで、そのDDに収まる率を逆算(ブートストラップ推奨) ③ ケリー基準を計算できるなら、その半分(ハーフケリー)を上限に
有名な「2%ルール」は多くの戦略で安全側に働く経験則ですが、根拠は戦略の分布にあります。勝率33%・裾の太い当研究の戦略では3〜5%が同等の安全水準でした。数字ではなく手順を持ち帰ってください。
免責事項:本研究記録は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。掲載する数値はすべて過去データに基づくシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません。レバレッジ取引は元本を超える損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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