ストキャスティクスのクロスをエントリーに使った成績はmeanR+0.44。基準の高値ブレイク(+0.66)に明確に劣後しました(同一条件・コスト込み・ウォークフォワード)。
ストキャスティクスは「価格は一定レンジ内を往復する」ことを暗黙の前提に、レンジ内での相対位置を測る道具です。しかし検証銘柄群(指数・金・商品・BTC)の利益は、レンジを破って何週間も走る大トレンドに集中しています。トレンドが出ると%Kは天井に張り付き、「買われすぎ」シグナルを出し続けながら価格は上がり続ける——前提が崩れた物差しは、最良の局面で最悪の指示を出します。
レンジ相場が支配的な市場・時間軸なら理屈は成立します。ただし当研究では平均回帰系の戦略はコスト込みでゼロ近辺が精一杯で、「レンジで小さく取る」はスプレッドとの戦いになりました。個人が日足で戦うなら、トレンドの裾を取る側に回る方が分がありました。
免責事項:本研究記録は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。掲載する数値はすべて過去データに基づくシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません。レバレッジ取引は元本を超える損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
検証はすべてゴーリトレードのウォークフォワード検証エンジンで実行しています。